日本語まみれ
激しく降る雨音で目が覚めた。
軽く朝ごはんを食べて在宅ワークの準備にとりかかる。
家での仕事にもだいぶ慣れてきたようだ。
休憩中、急に上島珈琲店の黒糖ミルク珈琲が欲しくなった。
コーヒーはブラック派だけれど上島珈琲だけは特別で、いつも必ずと言って良いほどこれを注文する。
欲望に忠実な私は「自分へのご褒美に」と早速デリバリーした。
なんと便利な世の中だろう。
雨の日に自宅であたたかい黒糖ミルク珈琲が飲める、これを幸せと呼ばずして何と呼びましょうか。
で、ひと休みしたら作業へと舞い戻る。
ご褒美効果で?いつもより順調に進み、さくっとデータを送信。
本日の業務は終了。
このあとの自由時間は何をしよう。
まずはネット大喜利の回答を考えることにした。
前回も100位台とあまり振るわなかったので今回は頑張りたい。
やる気を出して締切時間まで粘ったが、結局、納得できるものは生まれなかった。
練りに練るときは短い文を何度も添削する。
そして、しばらく経つと正直もう何が何だか分からない状態になる。
単語を入れ替えてみたり、付け足したり消したり、パズルゲームみたいだ。
ちょっとの違いで面白くなるし逆も然り、言葉って本当に不思議。
言葉…といえば、先日ゲットした林真理子のエッセイ「美は惜しみなく奪う」がかなり面白い。
内容もさることながら、あの澱みのないリズミカルな文体。
それこそまさに「言葉のプロ」という感じ。かっこいい。
ひとつの章がコンパクトな長さということも相まって、すきま時間につい手が伸びてしまう一冊です。
さて、大喜利・エッセイ・ブログと、日本語にまみれた日が終わろうとしている。
明日は晴れるといいなぁ。